コロナ禍の学校現場は,今こんな感じです。
2021年11月28日
「当分のあいだ登校は取りやめです。」突然の発表から,まもなくまる2年。私たち教員もオンラインへの取り組みに迫られました。
私の勤務先の私立中高一貫校でも,やがて会議もオンラインとなり,来るべき新学期に向けて,それぞれ教員もばたばたと準備のための準備を始めました。
ICTの責任者でもある私は,若手のスタッフとともに,全体の根幹を支えるシステムから最終目的のオンライン授業にいたるまでのアイデアを模索し大枠を決定して承認をえるという一連の繰り返しを続けてきたしだいですが,ようやく軌道に乗り始めた気がします。
最初に決定しなければならかったのは,オンラインのシステムです。「Skype」「GoogleMeet」「zoom」「Team」…..。
「学校現場という独特の環境にあったセキュリティ,簡便さ,応用力,各種機能」などの長所短所を比較しつつ,「それまでに本校で準備してきたシステム」といかに連動させるかが毎回の議題のテーマでした。
選択したのは「Google」です。
背景としては,すでに学校法人扱いで全生徒と教員がOffice365と,Googleのアカウントをもっていること。全教室には電子黒板とWi-Fiのアクセスポイントがあり,他社と比べて,GoogleのクラスルームやFormが便利であり,セキュリティが保ちやすいことなどでした。
さて,現在の私ですが,毎時間電子黒板にて100%のIpadの板書とGoogleFormのコンビネーションで,「全員参加」「双方向」「簡易ルーブリックを利用した観点別評価」などにチャレンジしています。