Lifeクッキングと健康

究極のお煎餅の美味しい食べ方

 やっぱり煎餅は焼くに限る。うまさ復活。新しい煎餅もよりうまくなる。

材料

湿気た(しけた)お煎餅。買ったばかりのものでもOK。

道具

簡易パン焼きトースター、箸

調理方法

①トースターに、適枚数の煎餅を置いて蓋を閉め、スイッチを入れる。タイマーは適当。

②窓越しに、焼き加減を見守り、その場を絶対離れない。

③湿気た煎餅は、表面の様子や色合いが気持ち変わったような気がしたら、蓋を開けて箸で煎餅をひっくり返し、また閉める。

④焦げ目がつきそうになったら、取り出す。

 焦げる前に取り出すのがコツです。新しい普通の煎餅は、軽く炙る程度でOK。

注意

 甘醤油や砂糖のついた煎餅は燃え出すので不向き。

 焼き加減をひたすら見守ることが大切。目を離しているうちに焦げて台無しならないように。

 普通の煎餅は燃えずに焦げるだけですが、美味しくありません。

ヒントとアイデア

 湿気った煎餅を美味しく食べる裏技が、テレビなどで紹介されていますが、基本は乾燥させること。お寿司屋さんのカウンターに座ったことがあるなら、見たことがあるかもしれませんが、海苔巻き用の海苔を七輪などで炙ってますよね。煎餅だけでなく、焼き海苔ももう一度炙り直すと美味しくなるということです。

 ちなみに煎餅の乾燥方法として、(A)冷蔵庫にしばらく入れておく。(B)電子レンジで一気に乾燥させる。などが紹介されてますが、試した限り、煎餅は焼くに限ります。

 以前、大失敗したのは、甘醤油の煎餅をトースターに入れて、母と話し込んでいるうちに、みるみる煙が出てきました。慌てて蓋を開けると、一気に火がついて炎があがりました。そこで慌てて蓋を閉めると、火は消えて煙だけが出てきます。そこでまた蓋を開けると、また炎が出たので蓋を閉じました。

 この現象わかります?。答えは砂糖と酸素です。まず砂糖が固形燃料となり、蓋を開けた瞬間トースターに酸素が入り燃えたのです。仕方なくスイッチを切って温度が下がるのを待ちましたが、そこには真っ黒な炭の塊とすすけたトースターが残されました。

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